インプラント
IMPLANT失った歯のかわりに人工の歯を直接あごの骨に植えて、自分の本来の歯と同じように機能を回復させる治療方法です。現在では人の組織になじみやすく骨と結合する性質を持った金属のチタンが用いられるようになりました。医科でも人工関節や骨折の際の補強用の部品として利用されていますが、歯科ではこの数十年で目覚ましく進歩した治療方法です。
昨今、インプラント治療での不適切な治療行為がテレビなどで取り上げられますが、当院では各社のインプラントの専門研修会、インプラント学会や研究会などのドクター向け研修に積極的に参加し、経験だけでなく最新の技術を身につけています。診断においても歯科用のCT撮影による立体的で精密な情報をもとに治療計画を作成しての診療を行なうなど、安心してインプラント治療を受けていただけるようにしています。
歯を失ってお悩みの方へ
人は永久歯を失うと残念ながら二度と生え変わってきません。そのため今までは「入れ歯」などを用いるしかその部分を補う方法はありませんでした。しかし「入れ歯」だと固いものがうまく噛めない、発音がおかしい、また長く使っている間に合わなくなってガタついてきたりする場合があります。このように歯を失ってお悩みの方に新しい治療法「インプラント治療」をご紹介いたします。
インプラント治療とは
失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。
アストラテックインプラント
アストラテックインプラントは世界的な製薬、医療器具メーカーであるアストラゼネカ社のグループ企業、アストラテック社によって開発された生体親和性に優れ、長期間安定して使用できる素材である純チタンを用いた歯科用インプラントです。 1985年から開発に取り組み、現在その研究開発力を長期安定性は世界中で高い評価を得ています。
治療例





インプラント治療を行うと、こうなります!
歯を1本失った場合
失った部分にインプラント1本埋入します。従来は、健全な両隣りの歯を削ってブリッジを用いて治療していましたが、インプラントを用いると健全な歯を傷つけることなく治療を行うことができます。
歯を何本か失った場合
従来は局部的な入れ歯を用いて治療を行っていましたが、インプラントを何本か用いて治療を行います。入れ歯を固定するために金属のバネによる違和感はもちろんありません。
歯をすべて失った場合
従来の総入れ歯ではなくインプラントを用いて治療します。この方法なら食物が入れ歯と口腔粘膜の間に挟まったり、入れ歯が合わなくなるようなことはありません。